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私ども箒を販売する上で、お客様と触れ合い、お話を伺っていると、箒に関して実にさまざまな俗説があるのに驚かされます。「何故こんなことが・・・」と考えてみますと、原因は箒の行商人にあると思われます。箒の行商は色々な話をしながら商売へと持っていくという仕事の関係上、お客様の為になりそうな話をあれこれとするからだ、と思われます。そのいくつかをご紹介すると、
1.水または塩水につけてから使用する・・・塩水につけると固い草が柔らかくなります。品質の悪い草を良い草に近づけるためのの手段ですが、良い柔らかい草を使用している箒は塩水につけるとかえって「コシ」がなくなってしまいます。弊店の商品は、何もせずそのまま御使用下さい。
2.布をかぶせて使う・・・箒の命は「穂先」です。もとに布をかぶせても、かぶせなくとも、関係ありません。
・・・・・それでは「手入れ方法」として
1.穂先が曲がってしまったら
量販店等で売ってる箒が青い色をしていたら、それは外国産の草を一回脱色してから青い染料で煮たものです。こういう草は繊維自体が弱くなっているため、クセがつきやすく、そうなるとなかなか元に戻りません。天然の草は多少見栄えは悪いですが、クセもつきにくく、折れにくいため長もちします。又、もしクセがついてしまった時は霧吹き等で少し多めに、曲がった部分に水をつけて下さい。こうして少しおいてから、その後手ぐしで元に戻して掛けておいていただくと、だいぶ元に戻ってきます。
2.長柄の場合、左右を相互に
左右が均等に減っていきます。
3.収納する場合は
壁にぶら下げたり、掛けたりして収納してください。
4.座敷を掃いて磨り減ってしまったら
座敷用から板の間用として、板の間でお古になってしまったら土間箒と順次におろして最後は庭掃除用に。
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