店鋪紹介

ごあいさつ
人に進めたくなるモノ・江戸箒

私どもが「箒(ほうき)」を販売しておりますと、大体お客様から「なつかしいねぇ」もしくは「まだあるんだねぇ」といった声を頂戴します。
「もう使われなくなったものなのに・・・まだ使っている人がいるんだ」といった、ちょっとした好奇心と、「昔はこうだったなぁ」という郷愁心(昔を懐かしむ心)が、そうした声の背景にあるように思われます。
むろん、私どもは天保元年に創業、当時とまったく変わらない「江戸箒」を製造し、販売しています。また、ずっと職人を抱え、「手作り」の「箒」をお客様の元に届けてまいりました。わざわざ「手作り」だなんていいますと、「手作り」じゃないモノ なんてあるのか、と昔の職人から怒られそうですが。

長らくこうした商売を続けていると、どうしても「伝統」やら「老舗」の看板がついてまわります。「箒」でさえも、こうした看板がつきますと、単なる「日用品」から「芸術品」、もしくは「展示品」としての存在意義が強まってくるのは否定できません。

また、江戸時代から、そして明治・大正・昭和・平成。その昭和の中でも戦前・戦後、戦後でも終戦を得て高度経済成長期、そしてバブル崩壊へ・・・といったまさに「時代」の移り変わりの激しさに思いを馳せますと、この「箒」ひとつをとっても、それらをとりまく環境の変化や人の生活様式の変化、なによりも「意識」の変化の劇的さに、驚きを禁じ得ません。

時代や意識の変化に対して、変わることのない「江戸箒」。その生きてきた歴史や時間を考えたときに、どうしても先行してしまう「思い」が、「懐かしさ」や「好奇心」なのは無理のないことだと思われます。

しかしちょっと待っていただきたい。私たちが今、お客様に伝えたいのは「伝統」や「老舗」や「昔良き日本の姿」ではありません。21世紀になった今、今現在に、現代の生活様式にあったものとしての「江戸箒」の価値(ポテンシャル)をお伝えしたいのです。

・一人暮らしのワンルーム、時間も不定期。「なんか汚いなぁ」、でも掃除機はうるさいし、面倒。
・マンションを購入しました。フローリング、もしくは絨毯。大事に掃除をして、いい状態を保ちたい。
・年を重ねてくると、掃除機をだすのがおっくうになるねぇ。腰もいたいし。
・猫を飼っているんだけれど。なかなか毛がとれなくて・・・服にまとわりついちゃうし。
・「シックハウス症候群」・「ハウスダスト」、家族の健康を考えると、なるべく「自然のもの」を使いたい。
・ごみを吸い取ってくれるのは「ラク」だけど、「掃除機自体」が今度「ごみ」になっちゃって。
・やっぱ「畳」が荒れちゃうんだよねぇ。張り替えたばかりなんだけど。

上記に挙げたのは、弊社で箒をお買い上げ頂いた「お客様の声」です。
現代が抱えている「生活様式」・「健康」・「介護」・「環境」・・・様々な問題点を、お客様の声から聞き取ることができます。そうした「問題点」に対して、私どもの「箒」がそれらにきっちりお応えし、「いやー、ほうきって、便利だねぇ。昔の人の知恵はすごいね」といった声を頂戴する時こそが、今現在の私どもの「誇り」となり、それらが「老舗のプライド」として、な
んとか「伝統」を守り続けている原動力だといえるでしょう。続けてよかった、そして続けていかねば・・・と心引き締まる思いが致します。

「スローフード」・「スローライフ」という言葉をご存ですか?
我々がこれまで築き上げてきた「豊かさ」。その「豊かさ」が切り捨てていってしまったものを今一度見直そう、という価値観からおこってきたムーブメントです。
各人ひとそれぞれ、それぞれなりの「豊かさ」や「価値観」をもっていれば、それにこしたことは御座いません。
「これが本当の豊かさだ」・「本物の価値とは」などと大見栄をきるつもりもございません。
ただ、「これから」のために、「いままで」をもういちど見直してみよう、ふとそう感じた時、私どもの作る「江戸箒」は、これからの「豊かさ」を考え、実現していくための「きっかけ」となる可能性をもった商品だと考えています。

これからも「箒」を作りだし、お客様の元へ提供していく所存です。なにしろ、どんな時代においても、「掃除をする」という行為自体を「人」がやめたことはないのですから。

どうかひとつご愛用の程、よろしくお願い致します。

「白木屋中村伝兵衛商店 社員一同」

中村 悟
高野 純一
 




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「地下鉄都営浅草線・宝町」
A3出口を出て南へ50メートル、
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「地下鉄営団銀座線・京橋」
銀座方面の2番出口を出て南へ50メートル、
警察博物館・INAXショールームの間を左へ。
次の角を越して2軒目、左側。
 



 
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